top of page
Q & A
Q. 学費が高過ぎませんか?
A
たしかに、公立小学校と比べると高いと感じられる方が多いかもしれません。しかし、私立の小学校でも、年間90万円以上の学費がかかるとされています(文部科学省、子供の学習費調査)。また当校同様に国からの補助を受けられないオルタナティブ・スクール(インターナショナルスクールなど)では、年間200万円かかるところもあります。世界的な物価上昇の背景もあり、当校を運営する上でも、建物の家賃や教師のお給料などを実費で賄う必要があります。今では、1週間に1度、1-2時間程度の習い事でも1万円以上かかることに疑問を持つ方は少ないでしょう。学校では週5日、8:30から16時半時頃まで子どもたちをお預かりし、多彩な学びや体験を経験させていきます。その中でも様々な工夫を凝らし、地域の方々にもできるだけ通いやすい金額設定にしておりますので、ご理解いただければ幸いです。
Q. このような学校で、子どもの学力は担保できるのですか?
A
当校は、一般に言われる「学力」を伸ばすことを念頭に置いたカリキュラム作りはしていません。しかし、毎週の時間割に国語、算数などに該当する基礎学力を学ぶ時間はしっかりとってありますし、生活科・理解・社会などの分野も、文部科学省が設定する小学校の学習指導要領にある内容を参考に、それぞれの学年に適したテーマ学習を設定しています。まだ子どもたちが独自に興味を持った分野があれば、それに取り組んでどんどん力を伸ばしていくための時間も設けております。さらに、少人数ゆえに子ども一人一人に向き合う指導もできます。「学力」の伸びは、様々な要因に左右され、個人差も大きいですが、当校でも他校と比べて遜色のない指導ができますし、他校では得られない多くのスキルや考え方が身に付くと確信しています。
Q. 探究学習とは何ですか?
A
探究学習とは、教科書やテキストを通して決められた答えを得るのではなく、子どもたちが既に知っていることから出発し、子どもたちの中にある様々な疑問や興味関心に沿って、新たな発見をしていく学習スタイルです。教える側・教えられる側の垣根を取り払い、教室の内外で様々な体験をし、オンラインも含め多岐にわたるリソースに触れ、「この世界はどのような場所か」「社会の仕組みはどうなっているのか」「自分とは何者なのか」のような大枠のテーマに沿って理解を広げ・深めていきます。
Q. 学校の先生たちは、探究学習を十分教えられるのでしょうか?
A
当校のスタッフは、国内で探究学習をベースとした学校を運営してきた多くの方々にご指導いただきながら、開校の準備を進めてきました。複数のスタッフが、探究学習を行っている学校へインターンとして学びに行かせていただき、また探究学習のカリキュラムを作成した経験のある方のサポートのもと、当校のカリキュラム作成をしてきました。一つの型に拘らず、多くの方の協力を仰ぎつつ、この地域の特性を生かした独自の探究型の教育をこれからも発展させていきます。現在準備しているカリキュラムを子どもたちと共に実施していくことをスタッフ一同とても楽しみにしていますので、子どもたちが心から楽しんでいる姿を想像しながらご期待いただければと思います。
Q. うちの子は現在不登校ですが、受け入れていただけるでしょうか?
A
当校は、公立の学校に馴染めず不登校になっている子たちのために作った学校というわけではなく、そのような子どもたちを意識してカリキュラムを組んでいるわけでもありません。しかし、公立とは全く違った学校環境や学びのスタイルがお子様にフィットし、学校に楽しんで通うようになることも十分考えられます。この学校がお子様に合うと家庭で判断していただければ、喜んでお迎えします。是非一度ご相談ください。
Q. うちの子は発達障害があると言われていますが、受け入れていただけるでしょうか?
A
当校のはスタッフには長年公立の小学校で勤務してきた教師もおりますし、発達障害に関する研修等も十分に受けております。発達障害があるからと言って受け入れられないということはありません。子どもによって必要なサポートが異なりますので、当校でお受けできない場合もあるかもしれませんが、是非一度ご相談ください。
Q. 中学受験を考えていますが、学校でサポートしていただけるのでしょうか?
A
当校に6年生まで通っていただくことで、公立小学校の同学年相当の学力と、それ以上の思考力・想像力が身に付きますが、中学受験に必要な試験対策等はカリキュラムに含まれておりません。少人数であるため、できる限り個別に対応するように致しますが、難関私学に合格させるような進学塾のノウハウはございません。将来的には校内でもっと手厚くサポートできるようになるかもしれませんが、基本的にはご家庭で対応していただきますようお願い致します。
Q. 小学校の卒業資格は得られますか?
A
当校は学校教育法第一条に該当する「一条校」ではないため、公的な卒業証明書は発行されません。学校長や自治体の教育委員会の判断にもよりますが、ほとんどの場合、地域の公立小学校に籍を置いたまま当校に通っていただくことになります。6年生の終わりに、籍を置いている学校から卒業証書を発行してもらえることも多いです。公立小学校によっては、このようなケースに慣れていないこともあるので、コミュニケーションがうまく行かない場合は我々から学校へ説明しますので、お気軽にご相談ください。尚、中学教育は義務教育であるため、公立中学校への進学や私立中学への受験も問題ありません(国立中学校への受験は断られるケースがあります)。
bottom of page